
ついに緊急事態宣言明けましたね!
それでもまだまだ油断はできません、、、
今日は感染予防について考えていきましょう〜!
みなさんは日々、「消毒」「除菌」をしていると思いますが、この違いって知ってますか?
「消毒」は菌やウイルスを無毒化することです。(殺菌と似ていますが、殺菌は無毒化だけでなく完全に殺してしまうことです。)
「除菌」は、菌やウイルスの数を減らすことで、完全に消してしまうわけではありません。
「消毒剤」「除菌剤」と書いてあっても、全ての菌やウイルスに効くわけではないので、コロナウイルスにはどれが効くのかは、ちゃんと把握しておかなくてはなりません!
モノに使えるウイルス消毒、除菌方法
・水、石鹸で洗う
・熱湯(80℃のお湯に10分つける)
・アルコール消毒液
・次亜塩素酸ナトリウム水溶液(塩素系漂白剤)
・洗剤
・次亜塩素酸水
・亜塩素酸水
この中で、手指の消毒にも使えるのは、
石鹸で洗う、アルコール消毒のみです!
手洗いの後に、更にアルコール消毒する必要はありません。

ちなみに、ビチャビチャにアルコール液を手につける方がいますが、アルコールは乾いて揮発するときに効果を示すので、たくさん濡らしても効果は変わりません!笑笑
手指に使えないものは、薄めて拭き掃除などに使うのが一般的です。
布マスクや衣類は、普通の洗剤で洗うだけで大丈夫です。
アルコールは引火性があるので、空間に噴霧するのは絶対やめてください!
それから、薄めて拭き掃除に使うとき、次亜塩素酸ナトリウムは金属を腐食させてしまうので、注意が必要です。
次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸は別物です。
次亜塩素酸ナトリウムの濃度の高い原液は皮膚や粘膜への刺激が強く、目に入って失明したり、のどや鼻から入るとただれたり、嘔吐したりする可能性もあります。当然、間違っても手洗いに使ってはいけません。部屋用の除菌スプレーとして使ったり、加湿器の水に混ぜたりして部屋中に噴霧するのも危険です。
間違えないように注意してください。
(次亜塩素酸水には製法によって規格が基準がなく、成分がはっきりしないものもあります。また、不安定で時間とともに急速に効果が衰えます。)
「空間噴霧用の消毒薬」として承認が得られた次亜塩素酸水はありません。加湿器に入れたり、除菌スプレーとして空間噴霧するのはやめましょう。
また、二酸化塩素は我が国では消毒薬として未認可であり、眼や口の中などの粘膜を刺激し、喘息などの原因となる危険性があります。
置くだけで空間除菌!といった商品が出回っていますが、使用はおすすめしません。
消毒薬を正しく使って健康を維持しましょ〜!!
